溝渕由紀子

2012年11月26日

京都〜、いってどうなるのか〜①

観光客で煮えくりかえる京都に、
あえていってみました。

今年の紅葉はまずまず&例年よりも少し早いようです。


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燃える真如堂。


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たとえ人でごった返していようとも、
一歩路地をかえれば静寂につつまれる町、
それが京都。
いついっても萌えどころが満載なのです。


溝渕由紀子

2012年11月14日

ギャラリーをたずねて何マイル〜③

現在、汐留のパナソニックミュージアムで開催中の
「ジョルジュ・ルオー アイ・ラブ・サーカス」展へ。
NHKでの特集が効いたのか、かなりの人出。

このパナソニックミュージアムでは、
4月の「名画の謎」展に続いて今年ニ度目のおめもじな上に、
リーフレットもすごくかわいくつくってくださって、
若干晴れがましくもとてもうれしい気持ちになる。

国語の教科書で「ヴェロニカ」を知った私は
その後、大原美術館で「道化師」に出会った。

光と影。
力強さと繊細さ。
朗らかさと陰鬱。

思いつく限りの相反する情念が
そこに存在しているような気がして、
作品の前からしばらく動けなかったのを覚えている。

そんな道化師たちの集大成ともいえる、
今回の「アイ・ラブ・サーカス展」。
ぜひたくさんの人に見ていただいて
自分のなかの「なにか」と対話してほしい。

パナソニックミュージアム HP

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溝渕由紀子

2011年06月17日

ある日の中野坂上。

神の啓示?


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2011年03月01日

4冠。

個人的2010年間映画第1位のインセプションが
下馬評を裏切って(?)アカデミーで4冠を獲得。


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見事に製作系ばっかなのが笑っちゃうけども。

ヒューマン大作だとか、
神憑かり的な演技力とか、
最新3D技術とか、
良い映画の決め手はいろいろあると思うけど、
エンターテイメントとして、
とてもよくできたつくりの作品だと思います。

アカデミーでは評価されなかったキャストも
個人的には悪くなかった。
特にJGLは一作ごとにキャラ変わり過ぎでしょw
振り幅大きいなあ。

いずれにしてもノーラン万歳!
次回作も期待してます。

2010年10月31日

熊本遠征。

写真展の打ち合わせのため、
久しぶりの出張です。

紅葉にはまだまだ遠い熊本は、
折しもコスモス畑が満開でした。

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空には月、遠くに阿蘇外輪を臨みます。

里にも、山にも、ゆったりした時間が流れていました。


みぞぶちゆきこ

2010年05月31日

朝ヨガ。

週末ミッドタウンで開催されたパークヨガに
参加してきました。
いまはやりの朝カツってやつですかね。

あいにく快晴とはいえない、
むしろいまにも泣き出しそうな空、
それでも芝生の匂いを吸い込みながらの朝ヨガ。


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癒されるわ〜。

公園ヨガ、おすすめです☆

2010年05月06日

「想像2」展開催

いよいよ今日からイマジンの3回めの
写真展がスタートします。

開催場所であるポートレートギャラリーさんが
GW中おやすみということで、
4/28に展示を終えました。

今回は社員の作品はもとより、
多数の写真家のみなさんに協賛いただき、
作品それぞれに趣向を凝らした額装を
ご覧いただきます。

本日18時からはささやかながら
オープニングパーティーを開催しますので、
お時間がある方はぜひお立ち寄りください。


関連ページ

2010年02月15日

No Man's Land

旧フランス大使館で開催中のアート・エキシビション。
ボリュームがかなりあってしかも無料ということで、
大好評を博し、当初の会期が延長になったようです。
おかげで見に行くことができました。

おそらく職員の方々の宿舎だった
のでは、と推察されるような、小さい部屋それぞれに
ひとりのアーティストが「my world」を
展開しています。


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部屋全体をペインティングしたり、
天井からのインスタレーションを展開してみたり、
床をうめつくすオブジェがおかれてみたり、
ほんとうに盛り沢山。
とても一日で消化できるものではありません。

もう一度チャレンジしにいきたいような、
でももうおなかいっぱいなような、、、

でも普段は入れない大使館の中深くに
はいりこめる、あの体験はなかなかおもしろかったし、
こんなにたくさんのアートたちをつめこんだ
古くてうつくしい建物が、もうすこししたら
更地になってしまうのか、と思うと
なんだか深淵なものを目の前にしているような
気がしてくるのでした。


溝渕

2008年07月28日

ギャラリーをたずねて何マイル〜②

ここのところお仕事をさせていただいている
お客様のおすすめもあって、
新国立美術館の「エミリー・ウングワレー展」を
見に行ってきました。

こんな。

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こんな。

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色・線・点の洪水です。
豊饒、というほかありません。

オーストラリアの真ん中の砂漠で、
ほとんど「祈り」の一部として描かれた
これらの作品が、海をわたって
クーラーのきいた東京の真新しい美術館にやってきて
大勢の日本人が見ていることに、
ちょっとした違和感を感じたりもしました。

しかしそんな陳腐な感傷を塗りつぶしてしまうほどの
あふれかえる色。
色のシャワーを浴びたような気分です。

2008年06月05日

ギャラリーをたずねて何マイル〜①

ムムリクさんの森の中の展覧会が終了し、
荻窪のギャラリー遊美さんに
大型作品を返却にうかがう。

昨年のムムリク展でもお邪魔しましたが、
エントランスにはムムリクさん制作の
アートが目印になっています。
そして、ギャラリー内にはたくさんの
アートとともに、ど真ん中にどかん、と
立派なグランドピアノ。

オーナーの青木さんは音楽にも造詣が深く、
定期的にジャズ・コンサートを開いては
あっ!と驚くようなアーティストを
招いていらっしゃるとのこと。


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むむむ、こうしておふたりならんでいると
なんだかほんわか?

お近くの方はぜひぜひ立寄ってくださいませ。


ギャラリー遊美
〒167-0051 杉並区荻窪55-10-22 美好屋ビル1F
TEL&FAX 03-3393-8900
http://www.nazares.jp/


溝渕

2008年05月21日

台風一過の銀座。


いくつかのギャラリーの移転もあって、
銀座に出かけるのもひさしぶりです。

今日は来年の個展に向けて、
鍔山さん・ポートレートギャラリーの田村さんと、
打ち合わせがてら初鰹で一杯いただきました。

鍔山さんも田村さんも、話題の豊富なことこの上なく、
イマジン組はひたすら拝聴するばかりです。
特に日本のカメラの歴史、写真哲学については
お酒の席で聞かせてもらうにはしのびないような、
貴重なお話がきけました。


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鍔山さん、田村さん、お忙しい中ありがとうございました。

それにつけても初鰹の美味だったことよ!
すっかりすごしてしまいました。。。

溝渕

2008年05月15日

森の中のムムリク展。

告知がすっかり遅くなってしまいましたが、
八王子・夕やけ小やけふれあいの里で、
ムムリクさんの個展が絶賛開催中です。

展示当日はコカコーラを片手に、

「八王子まで何マイル〜♪イマジンのバンで行くんだよ〜♪」

とばかりに、ムムリク作品をたっぷり積込んで、
まるで遠足に出かけるようなうきうき感。

午後中かかって、森の中のムムリクワールドが
完成しました。


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しかし展示中には思わぬ誤算が。

ムムリクさん特有の、ふくらみを持ったムーンフェイスの大型作品に、
来園中のこどもたちが次から次へとすいよせられるように突進!

いや、それは突進しますよ。

いいオトナの私だって、つい手を伸ばしそうになるんだから。
こどもたちが突進するのはあたりまえです。

そうしたらば、後日、こんな看板が登場。


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さすが絵描きさんだわー。
下手にプリンタ出力のデジタル文字よりもよっぽど効果的な予感。

どうか会期中、作品が無事でありますように。

2007年11月03日

パワー、パワー、パワー。

なにかを表現する、
なにかを生み出すことは
ほんとうに「パワー」という言葉に尽きるなあ。
それでいて、どこかなつかしいようなやさしい匂いがする。

と、ムムリクさんとその作品を見ているといつもそう思う。

昨年の朝日新聞社コンコースギャラリーでの展示で
はじめて展示を担当させてもらってから、はや一年。
2度目のムムリク展である。

ムムリク語でいうところの
「作品が息をしてる」「していない」を試行錯誤しながらの
レイアウト、展示。
今年も勉強させてもらいました。
それでもってエキサイティングな一日でした。


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■「作品展予定」に関連記事があります。

2007年11月01日

中国の三景は天下に甲たり。

中村吉夫さんの写真展「中国三景甲天下」を
八王子の夕やけ小やけギャラリーで展示。

この写真展は、昨年秋のペンタックスフォーラムを
皮切りに、奈良の奈良市入江泰吉記念美術館、
朝日新聞社コンコースギャラリーでの展示を経て
4回目の展示。


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芸術作品というものはあちこちを旅して
いろいろな人々に見てもらうことによって
作品そのものが力を宿していくような気がする。

中村さんの作品は特に、雄大な風景を、
とてもぜいたくな大きさで制作していることもあって、
夕やけ小やけギャラリーのゆったりとした空間で見ると
いっそう作品の世界がひろがっていく印象。


「作品展予定」に関連記事があります。

2007年09月10日

茜空。

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搭乗時間をしらせるアナウンス。
猛ダッシュでかけあがった展望デッキ。
そこから見た福岡市街の空。

離陸する時には、あとかたもなく消えていた。


yuki

2007年08月27日

海のちかくにある街

海のちかくに住む知人の家をひさしぶりにたずねた。

数年前、新興埋め立て地に比較的はやくにできた
その高層マンションからは、東京湾がひろびろと
見渡すことができた。

いまや、周辺にはさまざまなかたちの高層マンションが
色とりどりに立ちならび、わずかの海のいろも見ることはできなくなっていた。

ベランダから海が見えなくなったことはもちろん残念だけれど、
茫漠としていたまちには、人間があつまってできるあたたかさの
ようなものがあたりを満たしている。

こんなふうにまちができあがっていくさまを、
実際にそのまちに住みながら感じられるのは
格別な心持ちだろう。
マンションの谷間の、茜空をみながらそう思った。

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yuki

2007年07月12日

銀座・富士フォトサロン50年の歴史に幕

銀座・富士フォトサロンのお別れ会に参加した。予想通り、予想以上のたくさんの人が、このサロンのクローズを惜しんで集り、おかげでご無沙汰していた方にたくさんお会いできた。

ギャラリーの歴史は50年。最後を飾る写真展は、銀座、そして数寄屋橋の昔から今に至る風景が展示されていて、おとずれたひとたちは写真を見ながらそれぞれの思い出話に花が咲いていた。

私も10年ちかく、毎週のようにこちらに通ったっけ。まわりの店鋪が毎年のようにかわっていくのをながめながら、「富士サロンだけはかわらないなあ」と誇らしく思ったり。そういえば、銀座でだれかと待ち合わせるときはきまって富士サロンで、ゆっくり写真を見ながら待ち人がくるのを待っていた思い出。

「おわりははじまり」という言葉のとおり、今日ここで終焉をむかえたなにかが、またあたらしくちがう形で芽を出すのだと思う。

上田さん、村山さん、中村さん、中島さん、宗村さん、そして、いままで富士フォトサロンに関わってきたみなさん、ほんとうにおつかれさまでした。これからもがんばってください。

yuki

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2007年07月06日

曙橋の菜'sで、鍔山さんにお会いした。

鍔山さんは東京中日新聞の写真部長をされていた方で、氏が撮影された「お堀前の道路を渡るカルガモ親子」の写真をご記憶の方も多いかと思う。

日本書紀から現在の環境問題まで、鍔山さんの話題はとても巾広く、ことに、全国の川や海、自然、動植物については、知らないことはないんじゃないかと思うくらい博学でいらっしゃる。
今日もお話をきいているだけで、あっという間に時間が経ってしまった。

弊社の社長とはもうずいぶん長いおつきあいで、その昔には北は北海道から南は九州まで、あちこちをふたりで撮影の旅をされたそうな。
鍔山さんの解説つきであちこちをまわれるなんて、うらやましいことかぎりなし。

写真は、菜'sの柴田さんと。(撮影:福井)

yuki

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